「競争」の反対語は「楽しむ」ではない⁉

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こんにちは。KENZOです。

先週、長男の運動会に行ってきました。

運動会は、例年どおり、赤組、白組で競い合う形式となっており、子ども達も大興奮しながら一生懸命頑張っていました(^^)/

本当に子どもたちの元気な姿はみていて幸せになります(笑)

しかし、毎年恒例なんですが、運動会の最後に、生徒会長や先生が登壇し、

「競い合うことよりも、楽しむことが大事だ、、」

みたいな、どっかの教科書に書いてある、とてもつまらない話をします。

僕は、いつもこの言葉に「競い合うから楽しいんちゃうの?」と、違和感を覚えてしまいます。

皆さんはどう思いますか?

では、なぜ、僕はこの言葉に違和感を覚えるのか?

それは、おそらくこういう理由からだと思うのです。

「競い合う」の反対語は「楽しむ」ではない、、、。

先の話と矛盾しますが、実は僕も競い合うことは「悪」だと思っています。

では、「競う」ではなく、何が大事なのでしょうか?

それは、「創造する」だと思うのです。

つまり、

「競争」の反対語は「創造」なんです。

では、この2つの言葉は何が違うのか?

それは

「競う」は他人との比較なんです。

「創造」は自分との比較なんです。

他人との比較の先にあるものは、嫉妬、蹴落とし合い、自己否定、破滅、孤独なんです。

でも、

自分との比較の先には、自己肯定、全体繁栄、相互扶助、尊敬などがあります。

つまり、「競争」と「創造」は表向きの行動は同じでも、精神的な部分で得られる結果が違うのです。

他人の目を意識するのか、自分の心に目を向けるか違いなんです。

僕は思うんです。

教育とは、見ない部分の大切さを教えることだと。

見える部分は誰でも認識できるんです。

だから、大人は経験的に認識した見えない部分を伝える必要があるんです。

これを出来るか出来ないかが、目に見える部分の結果に大きな違いを生むんです。

おわり。